金融の日々

経済、金融工学(デリバティブ)や金融制度等について話題

【債券デリバティブ講義】金利モデルについてー金利スワップカーブモデルー

オーダーメード型の金利スワップの値段を包括的に、汎用的に、統一的に決める方法を作りたい。 そこで出てくるのが金融工学です。金利スワップ・プライスのモデリングについての一般的な方法を説明しましょう。 まず状況を簡単にするため、以下の仮定をしま…

【債券デリバティブ講義】金利スワップと金利スワップ市場について

【債券デリバティブ講義】金利スワップとは将来の変動金利を複数年分セットで売ったり買ったりする取引です。お高く言うと、変動金利指標に連動した金利と、固定金利を交換する取引であり、変動金利と同じタイミングで均等に支払い/受取を行う形で決済を行い…

【債券デリバティブ講義】変動金利について②

【債券デリバティブ講義】日本円の代表的な短期金利の推移です。JGB 6Mには残り6カ月日本国債の利回りを表示しています。 主な金融イベント - 2007-2009年: サブプライム危機 - LIBOR不正操作: 2005-2009年 - 2013/4/4: 日銀の量的緩和の開始 - 2014/10/31:…

【債券デリバティブ講義】変動金利について①

変動金利で払うということは用するに、基準とした短期金利に連動した金利を払い続けますよ、ということです。日本円で基準金利としてよく使われる変動金利を説明します。 LIBOR (London Interbank Offered Rate) - ロンドン銀行協会の有力会員が一定の信用…

【債券デリバティブ講義】債券とローン(融資)、変動金利と固定金利

債券とローン(融資) 債券もローンも一定の金額を借り入れする代わりに、決められた利率を借りている期間利子を支払う契約です。例えば、「4年間 100万円 固定金利2% 利払い半年毎」の債券/ローンでは以下のようなキャッシュフローが発生します。 図1.債…